介護職の人が求人探しをして転職するときには現状の不満を解決できる介護施設を探すのが重要になります。より理想に近い求人を見つけ出すにはどの種類の介護施設で働きたいかをよく考え、施設の種類に応じて適切な求人の探し方をするのがポイントです。
介護施設は種類も多くなり、介護保険制度との兼ね合いもあって再編もされてきています。ただ、大まかに分けると入所型、通所型、訪問型に分けることができる点では同じです。この違いによって介護職の人のニーズの高さと経験の要求度が違うので、求人の動向にも差があります。大まかにはこの三つを区別して考えて、求人の探し方の工夫をするのが重要になります。
入所型や通所型の介護施設では大勢のスタッフがいつも現場にいるので、初心者でも現場教育をしやすいのが特徴です。人材を精力的に集めるために初心者も歓迎というスタンスで募集をしているのが一般的です。そのため、広く募集をかけられるハローワークや総合型の大手求人情報サイトに求人が寄せられている傾向があります。しかし、訪問型の場合には教育研修を実施することはできるものの、現場では1人だけで働くのが普通です。
求人サイトなどでも募集を見つけられるのは確かですが、エージェントを使うと経験者がより良い待遇で応募できる可能性があります。このように介護施設の種類に応じて選ぶと探しやすさや待遇の良さに違いが出るので、転職するときには種類をまず決めるのがポイントです。